急性糸球体腎炎になりやすい年齢はありますか?
小児期に起こりやすい疾患ですが、近年は成人でも多く見られています。
急性糸球体腎炎は5~12歳の子どもに最も多くみられる腎臓の病気です。特に溶連菌(ようれんきん)感染後に発症するタイプは小児での発症が多く、2歳未満や40歳以上での発症は較的まれです。
ただし、近年は高齢者や糖尿病などの基礎疾患がある成人でも、感染症をきっかけに発症するケースが増えています。この場合、原因となる細菌やウイルスが小児とは異なり異なることもあり、重症化しやすい傾向があります。
まとめると、急性糸球体腎炎は主に小児(5~12歳)で発症しやすいですが、成人や高齢者でも発症することがあるため、年齢に関わらず血尿やむくみなどの症状があれば早めに医療機関を受診することが大切です。
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(参考文献)
Ajaya Kumar Dhakal et al.“Acute post-streptococcal glomerulonephritis in children-treatment standard”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40650562/,(参照 2025-11-12).
Talerngsak Kanjanabuch et al.“An update on acute postinfectious glomerulonephritis worldwide”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19384327/,(参照 2025-11-12).
Takashi Oda et al.“Factors Affecting the Progression of Infection-Related Glomerulonephritis to Chronic Kidney Disease”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33477598/,(参照 2025-11-12).
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虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
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