高カルシウム血症の原因は何がありますか?
高カルシウム血症の原因は、副甲状腺ホルモンの分泌過剰、がん、ビタミンDの異常、甲状腺や副腎の働きの異常、薬剤など多様です。
高カルシウム血症の原因として、主に以下があります。
- 副甲状腺ホルモン(PTH)の働きが過剰になる場合:原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍から分泌される副甲状腺ホルモン関連タンパク質(PTHrP)の影響、テリパラチド、リチウム
- ビタミンDの働きが過剰になる場合:悪性リンパ腫・サルコイドーシス・結核などで活性型ビタミンDが過剰に作られる、ビタミンD製剤の影響
- 骨吸収(古くなった骨を壊してカルシウムを取り出す働き)の亢進:甲状腺機能亢進症、副腎皮質機能低下症、悪性腫瘍の骨転移、多発性骨髄腫、脳卒中などで長期間体を動かさない状態
- 腎臓の尿細管からカルシウムの再吸収が増える場合:サイアザイド系利尿薬の使用、家族性低Ca尿性高Ca血症
- その他:テオフィリン、ビタミンA中毒、ミルク・アルカリ症候群(カルシウムとアルカリの過剰摂取)など
最も頻度が高いのは原発性副甲状腺機能亢進症で、PTHが慢性的に過剰に分泌されることにより、骨吸収(古くなった骨を壊してカルシウムを取り出す働き)の亢進、腎臓からのカルシウム再吸収の増加、腸管からのカルシウムの吸収増加が起こり、高カルシウム血症になります。
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(参考文献)
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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