痙縮のリハビリはどのように行いますか?
運動療法、物理療法、作業療法、装具療法などを行います。
痙縮のリハビリテーションは、筋肉のつっぱりをやわらげて動きやすくするために行います。リハビリテーションには運動療法、物理療法、作業療法、装具療法などがあります。ストレッチや関節を動かす訓練により、関節が動かなくなる拘縮に陥ることを予防したり、筋力を増強したりする訓練が行われます。
また、痙縮を起こしにくい姿勢、体位、動作を学ぶことも大切です。理学療法では、痙縮筋や拮抗筋に対して、機器を用いた運動療法、寒冷・温暖・低周波電気・振動刺激などによる物理療法、そして装具療法などを行い痙縮の抑制を目指します。
リハビリテーションは痙縮治療の基本です。飲み薬や注射、外科手術による治療を行ったとしても、リハビリテーションを行うことはそれらの治療効果をさらに高めることにつながるため、継続が必要です。
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
「多発性硬化症・視神経脊髄炎診療ガイドライン」作成委員会.“多発性硬化症・視神経脊髄炎診療ガイドライン2017 CQ14-1 痙縮にはどのような治療法や対処の仕方があるか?”.日本神経学会.https://www.neurology-jp.org/guidelinem/msgl/koukasyo_onm_2017_15.pdf,(参照 2025-07-31).
一般社団法人 日本定位・機能神経外科学会.痙縮の症状と治療法.一般社団法人 日本定位・機能神経外科学会,https://jssfn.org/patient/disease/spasticity.html(参照 2025-07-31)
痙縮.慶應義塾大学医学部脳神経外科学教室,https://www.neurosurgery.med.keio.ac.jp/disease/functional/06.html(参照 2025-07-31)
.“G. 痙縮 (痙性麻痺) ”.日本小児神経外科学会.https://jpn-spn.umin.jp/sick/g.html,(参照 2025-07-31).
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