手や足に痙縮の症状がある場合、どうすればよいですか?
基本的には内服やリハビリで治療しますが、治療抵抗性の場合は、注射や手術での治療をする場合があります。
基本的には内服やリハビリで治療しますが、治療抵抗性の場合は、注射や手術での治療をする場合があります。
内服薬
- 筋肉の緊張を和らげる薬(チザニジン、エペリゾン、バクロフェンなど)を服用します。
- 全身に作用するため、眠気やだるさなどの副作用が出ることがあります。
リハビリテーション
- 運動療法(ストレッチ): 筋肉のつっぱりを緩和し、関節の動きを改善します。痛みのない範囲で、ゆっくりと伸ばすことが重要です。
- 装具療法: 適切な装具(スプリントなど)で関節を固定し、変形を防いだり、筋肉の緊張を和らげたりします。
注射(ボツリヌス療法)
- 過剰に緊張している筋肉にボツリヌストキシンを注射し、神経の伝達を抑えて筋肉の過度な緊張を和らげます。効果は3〜4ヶ月持続し、3〜4ヶ月ごとに繰り返し注射します。局所的な痙縮に有効です。
神経ブロック療法
- 神経の近くに薬剤(フェノール、アルコールなど)を注射し、神経の伝達を遮断します。痛みを伴う痙縮に対して行われることがあります。
バクロフェン髄注療法
- 痙縮を抑える薬(バクロフェン)を、体内に埋め込んだポンプからカテーテルを通じて直接脊髄の周りに投与する治療法です。重度の痙縮に効果が期待でき、ポンプ埋め込み前に効果判定(スクリーニング)を行います。
手術
- 神経の走行を一部切断したり、筋肉や腱を調整(延長)する手術で、薬物療法などで効果が不十分な場合に検討されます。
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最終更新日:
文京小石川クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
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