プランマー病の原因は何がありますか?
甲状腺内の結節が遺伝子変異により自律性を持ち、脳の指令を無視してホルモンを過剰に作ることが原因です。
プランマー病の直接的な原因は、甲状腺の中にできた良性の「結節(しこり)」が、本来の調節機能を無視して、勝手にホルモンを作り続けてしまうことにあります。
通常、甲状腺ホルモンの分泌量は、脳の下垂体から出る「TSH(甲状腺刺激ホルモン)」によって厳密に管理されています。しかし、プランマー病の結節内では、TSHを受け取る窓口である「TSH受容体」や、その信号を伝える「Gsαタンパク質」といった特定の遺伝子に変異が起こっていることが多くの研究で判明しています。この変異により、脳からの指令(TSHによる刺激)がない状態でも、ホルモン産生のスイッチが常に入りっぱなしの状態(自律性)になってしまいます。
また、加齢とともに甲状腺には結節ができやすくなるため、高齢者での発症が多く見られるのも特徴です。世界的にはヨウ素欠乏地域で多く見られますが、ヨウ素が豊富な日本でも、こうした細胞の遺伝子変異を背景として発症することが知られています。
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(参考文献)
Douglas S Ross et al. 2016 American Thyroid Association Guidelines for Diagnosis and Management of Hyperthyroidism and Other Causes of Thyrotoxicosis. Thyroid. 2016, 26, 1343-1421.
Noman Khalid et al. Plummer Disease. StatPearls. 2023, , PMID: 33351415.
Rebecca S Bahn Chair et al. Hyperthyroidism and other causes of thyrotoxicosis: management guidelines of the American Thyroid Association and American Association of Clinical Endocrinologists. Thyroid. 2011, 21, 593-646.
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福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
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