子供が低体重の場合、日常生活や食事などで気をつけることはありますか?
無理なく栄養をとり、成長曲線で経過を確認しながら必要時は小児科へ相談しましょう。
子供が低体重の場合は、無理にたくさん食べさせるのではなく、年齢に合った十分な栄養を無理なく続けてとれるよう工夫し、成長曲線(子供の成長を示したグラフ)で経過を確認することが大切です。
1日3回の食事に加え、年齢に応じて2~3回の間食を取り入れ、一度に多く食べられない場合は少量ずつ与えます。肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質(体をつくる栄養)や、ご飯、パン、いも類、適量の油脂などエネルギー密度の高い食品を組み合わせることがすすめられます。砂糖の多いお菓子やジュースばかりに頼らず、牛乳やヨーグルト(年齢に応じて)、チーズなどを普段の食事に取り入れる工夫も有効です。
食事は30分程度を目安に、落ち着いた雰囲気で行い、無理に食べさせたり、ご褒美や罰として食べ物を使ったりしないようにしましょう。
また、十分な睡眠や年齢に応じた運動は、食欲や成長を支えるため重要です。家庭では食事量や体重、便の様子を記録し、体重は定期的に測定しますが、毎日測る必要はありません。
体重や身長の伸びが悪い、長引く嘔吐や下痢、発達(運動や言葉などの成長)の遅れがある場合は小児科を受診し、ほとんど飲食できない、ぐったりしている場合は速やかな受診が必要です。
低体重について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
Hokken-Koelega ACS, et al. International Consensus Guideline on Small for Gestational Age: Etiology and Management From Infancy to Early Adulthood (2023 Update). Endocr Rev. 2023, 44, 539-565.
World Health Organization.“WHO Guideline on the Prevention and Management of Wasting and Nutritional Oedema (Acute Malnutrition) in Infants and Children under 5 Years”.Geneva: World Health Organization.https://www.who.int/publications/i/item/9789240082830,(参照 2026-08-25).
Hans B. Kersten et al.“Clinical Practice Guideline for Diagnosis and Management of Faltering Weight”.American Academy of Pediatrics.https://publications.aap.org/pediatrics/article/157/4/e2025075764/206901/Clinical-Practice-Guideline-for-Diagnosis-and?autologincheck=redirected,(参照 2026-08-25).
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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