多動症の場合、日常生活で気を付けることはありますか？
生活上の困りごとの積み重ねにより、うつなどの二次障害を生じるリスクが高いため、自分の特性についての理解や、周囲のサポートを得ることが大切です。
多動症、注意欠如・多動症（ADHD）の傾向がある人は、生活上の困りごとや、特性からくる問題行動に対して周囲から怒られるなどの積み重ねにより、うつなどの二次障害を生じるリスクが高いと考えられています。
そのため、本人の特性を理解し、周囲が適切にサポートすることが大切です。たとえば、注意がそれやすい場面では声かけを工夫したり、落ち着ける環境を整えることが役立ちます。また、本人が自分の特性を知り、対処法を身につけることも重要です。
また、生活習慣としては、バランスの良い食事や栄養、定期的な運動を心がけましょう。特定の食品やサプリメントの摂取や除去の効果についてのエビデンスはまだ不十分です。気になる症状がある場合には、早めに医療機関を受診し、医師へ相談するようにしましょう。
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最終更新日：
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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