子宮全摘出後に卵巣がんになる可能性はありますか?
子宮全摘出時に卵巣を残した場合に、卵巣がんになる可能性はあります。
子宮全摘出時に卵巣を残した場合、卵巣がんになる可能性はあります。
子宮を摘出することで卵巣がんの発生率が下がるといった報告もありますが、残した卵巣に卵巣がんが現れる頻度は、一般的には手術を受けていない場合と大差がないと考えられています。
そのため、子宮を取ったから安心とは考えずに、下腹部の違和感など気になることがあれば婦人科を受診する必要があります。
一方で卵管を切除することで、一部の卵巣がんを予防できるといった考えもあり、子宮摘出の際に卵巣を温存しながら、卵管のみ合わせて切除するといった術式もあります。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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