ポルフィリン症を放置するとどうなりますか?
ポルフィリン症を放置すると、神経障害や肝臓がんなど重い合併症を起こす可能性があります。
ポルフィリン症を放置した場合、重篤な合併症を起こし、命に関わる重い症状が出ることがあります。
急性肝性ポルフィリン症では、未治療のまま発作が繰り返されると末梢神経障害が進行し、手足の麻痺や呼吸筋の麻痺による呼吸不全を招くことがあります。
さらに、長期的には慢性の痛みや腎機能障害が出現し、肝臓がんを起こすリスクが高くなります。
一方、晩発性皮膚ポルフィリン症を放置すると、皮膚の光線過敏による水疱やびらん(皮膚のただれ)が悪化し、感染症を起こしたり瘢痕を残すことがあります。
また、肝機能が悪化し肝硬変を起こすこともあります。重い合併症を防ぐためには、早期診断と治療が不可欠です。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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