「成人スティル病」とはどのような病気ですか?
成人スティル病は全身性の炎症疾患で、国の指定難病のひとつです。
成人スティル病は、
- 39℃を超えるスパイク状の発熱(39℃超が1日中続くのではなく、1日に何回か生じる)
- 多発関節炎
- かゆみを伴わない皮疹
を特徴とする全身性炎症疾患で、国の指定難病のひとつです。
もともとは、小児の慢性関節炎としてスティル医師により報告され、 若年性関節リウマチとも呼ばれていました。のちに、成人でも同様に発熱や皮疹を伴うリウマトイド因子陰性の多発関節炎が報告され、これを成人発症スティル病と呼びました。
今では、若年性特発性関節炎(全身型)の成人移行例と成人発症スティル病を併せて、成人スティル病と呼んでいます。
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
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