成人スティル病では仕事に復帰できますか?
患者さんの病状によって判断が異なるため、まずは主治医にご相談ください
成人スティル病の方が仕事に復帰できるようになるかは、患者さんの病状や経過などによってさまざまです。
適切な治療によって症状が落ち着く場合には、仕事への復帰も考えられますが、場合によっては重い合併症が現れることもあります。
個別のケースで判断は異なりますので、まずは主治医の先生にご相談ください。
一般的には、約30%の患者さんは、病気が起こっても、その後落ち着けば再発がないとされています。
その他の患者さんは、治療を継続して症状が落ち着いた状態を維持することが重要と考えられます。
一方、頻度は高くありませんが、播種性血管内凝固やマクロファージ活性化症候群、血球貪食症候群といった命に関わる重篤な合併症が現れることがあり、10~15%程度でこれらの病気が合併することがあります。
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
成人スティル病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ