高齢者の心不全は治る?慢性心不全は薬で治せる?完治までの期間は?
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心不全はどのくらいの期間で治りますか?治療を開始してから治るまでの流れを教えてください。
心不全はどのくらいの期間で治りますか?治療を開始してから治るまでの流れを教えてください。
基本的に、特殊化ケースを除いて心不全は完治することはなく、徐々に進行している病気です。
心不全とは、心臓の機能がさまざまな原因で障害を受け、機能が低下してしまう状態です。
適切な治療をすることで息切れなどの心不全症状を改善させることは可能ですが、基本的に心不全は増悪と改善を繰り返しながら進行していく慢性疾患であるため、治癒することはなく、一生付き合う必要がある病気です。
例外としては、過度のアルコールによって引き起こされるアルコール性心筋症や、一時的なウイルス感染が原因となる心筋炎や心膜炎などでは、原因となる要因を完全に除去できれば、ほぼ治癒したような状態となることもあります。
ただし、多くの場合は徐々に進行し、治療が不十分な場合には5年で約半数が死亡するとされるほど予後が悪い病気です。そのため、適切な治療をより早期から行うことで、少しでも進行を遅らせることや症状を軽減することが非常に重要です。
(参考文献)
日本循環器学会ほか.“急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)”.日本循環器学会.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/06/JCS2017_tsutsui_h.pdf,(参照 2024-10-03).
Nippon Heart Failure Network.“すでに心不全と言われている方のQ&A”.日本心不全ネットワーク.https://nhfn.jp/%E5%BF%83%E4%B8%8D%E5%85%A8q%EF%BC%86a/%E3%81%99%E3%81%A7%E3%81%AB%E5%BF%83%E4%B8%8D%E5%85%A8%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E6%96%B9%E3%81%AEq%EF%BC%86a/222/,(参照 2024-10-03).
慢性心不全は薬で治りますか?
慢性心不全は薬で治りますか?
心不全は風邪などと違い治りません。調子が良くなっても自己判断で薬を中止しするのはやめましょう。
基本的に、慢性心不全は完全に治ることはない、徐々に進行していく病気です。
治療を行っても完治することはなく、進行を緩やかにしたり、ひどい心不全や危険な不整脈、狭心症や全身の血流障害を起こしにくくすることが治療の目標となります。
治療をしなかったり治療が不十分な場合には、心不全発症後、5年生存率(診断から5年後に生存している方の割合)は50%程度とされており、がんなどよりも予後が悪いとても恐ろしい病気です。
しかし、最近では心不全治療薬の進歩もあり、心不全の入院中死亡率は8%、1年での死亡率は7.3%、3年での死亡率は15%まで低下しているとされています(2017年報告)。
ただし、依然として高い死亡率で進行性の病気であるため、危険な病気であることに変わりはありません。
(参考文献)
高齢者で慢性心不全となりましたが、治りますか?
高齢者で慢性心不全となりましたが、治りますか?
心不全は風邪などと違い治りません。調子が良くなっても自己判断でお薬を中止しするのはやめましょう。
基本的に、慢性心不全は完全に治ることはなく、徐々に進行していく病気です。
治療を行っても完治することはなく、進行を緩やかにしたり、ひどい心不全や危険な不整脈、狭心症や全身の血流障害を起こしにくくすることが治療の目標となります。
治療をしなかったり治療が不十分な場合には、心不全発症後、5年生存率(診断から5年後に生存している方の割合)は50%程度とされており、がんなどよりも予後が悪いとても恐ろしい病気です。
しかし、最近では心不全治療薬の進歩もあり、心不全の入院中死亡率は8%、1年での死亡率は7.3%、3年での死亡率は15%まで低下しているとされています(2017年報告)。
ただし、依然として高い死亡率で進行性の病気であるため、危険な病気であることに変わりはありません。
(参考文献)
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編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
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医師執筆/監修
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おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
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