心不全
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更新日:6/15/2023
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心不全について「ユビー」でわかること
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心不全のQ&A
- A.
心臓の機能が低下することで、息切れやむくみなどの症状が出る状態です。
- A.
5年間で約半分の方が亡くなると言われています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る心不全により入院した患者の1割弱が入院中に亡くなり、また心不全と診断されると5年以内に半分が亡くなる(5年生存率50%)と言われており、がんなどの悪性疾患並みに生存率の低い疾患です。
- A.
生活習慣病や心臓疾患、ホルモンの異常、先天的な異常など多くの疾患が原因となります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る多くの病気・状態が心不全を引き起こす原因となります。
心臓の筋肉(心筋)の異常
- 虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)
心臓が動くための酸素や栄養を供給している血管が傷むことで、心臓の筋肉がうまく動けずに機能が低下します。
- 心筋症(肥大型心筋症、拡張型心筋症など)、筋ジストロフィー
心臓の筋肉に異常をきたす病気により、心臓の機能が低下します。
- 心毒性物質(アルコールや麻薬、重金属、放射線、抗がん剤や免疫抑制剤等の特殊な薬剤など)
薬や放射線が原因で心臓の機能が低下します。
- 感染(心筋炎など)
ウイルスや細菌が心臓に感染することで機能が低下します。
- 免疫疾患(リウマチ、全身性エリテマトーデス等の膠原病)
自身の身体へのアレルギーが起きてしまう膠原病により心臓の組織にダメージを与え、機能が低下することがあります。
- 妊娠(周産期心筋症など)
妊娠を契機に心臓の機能が低下してしまうことが稀にあります。
- 悪性腫瘍(がん)
がんが転移するなどが原因で、心臓の機能低下することがあります。
- サルコイドーシス、アミロイドーシスなど
心臓の筋肉に障害を与えることで、心機能低下の原因となります。
身体をアクティブにするホルモンのバランスが崩れることで、心臓の機能が落ちてしまうことがあります。
血行動態(血液の流れ)の異常
心臓に高い圧がかかり続けることで、心臓の動きが悪くなってしまいます。
- 弁や心臓の構造異常(大動脈・僧帽弁疾患、先天性弁膜症、心室中隔欠損症など)
心臓内の弁の逆流・開きが悪くなることや、生まれつきの心臓病などが原因で心臓内の血流が異常な流れになることで心臓に負担がかかり、心機能が低下することがあります。
- 心外膜の異常(心タンポナーデなど)
心臓を覆っている心外膜の炎症や、心臓と心外膜の間の空間に液体が溜まってしまうことで心臓の動きが悪くなることがあります。
- 高心拍出心不全(妊娠、重度貧血など)
妊娠や貧血などに伴い酸素が全身に行き渡りにくくなり、それを補おうと心臓が頑張って動きすぎることで、心不全を起こすことがあります。
- 体液量増加(腎不全など)
腎臓病等で尿が十分に排出できなくなり、体内の水分が増えすぎることで、心臓の過度の負担がかかってしまい、心不全を引き起こすことがあります。
不整脈
- 頻脈性(心房細動など)
脈が速くなりすぎることで全身に十分な血液が送り出せなくなり、心不全を引き起こすことがあります。
- 徐脈性(洞不全症候群など)
脈がゆっくり過ぎすことで、全身に十分な血流が届かなくなってしまい、心不全を引き起こすことがあります。
- A.
足のむくみや動いた時の息切れなどが主な初期症状です。
- A.
息苦しさや怠さ、胸の痛み、食欲の低下、気持ちの落ち込みなどの症状が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る息苦しさや呼吸困難、胸痛、全身のむくみ、食欲低下などの症状がどんどん悪化してきます。重度になると意識障害が出てきて、全身の血流障害からさまざまな臓器障害(多臓器不全)を引き起こし、やがて命に関わる状態になります。
- A.
心臓の負担を軽くする治療や原因疾患に対する治療を行います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る心臓の負担を軽減する治療と、原因となっている病気の治療を行います。心不全を引き起こしている病気によって下記のような適した治療を行います。
- 手術(緊急カテーテル治療、弁置換術など)
- 心不全治療薬(利尿剤や強心剤、降圧剤など)
- 呼吸器を用いた呼吸補助
- リハビリ
- A.
動いた時に息が切れやすいなどの気になる症状があれば、循環器内科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る心不全が疑われる症状が以前からあり、歩行は問題なくできる状態であれば、循環器科を受診してください。
突然の症状で発症した場合や動けない状態であれば、救急外来の受診や救急要請をするようにしてください。
心不全について、医師からのよくある質問
- むくみがありますか?
- 足がむくんでいますか?
- 現在、息苦しさを感じていますか?
- 体のだるさはありますか?
- ゼーゼー・ヒューヒューするような呼吸音がしますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 循環器内科