右心不全で肺うっ血は起こりますか?
左心不全と一緒に起こった場合には生じることがあります。
右心不全単独では、肺うっ血は起こりませんが、左心不全を伴う場合には起こることがあります。
心臓は血液を送り出すポンプの働きをしており、全身から血液が戻ってくる右心房・右心室からなる右側の心臓の部屋(右心系)と、全身に血液を送り出す働きをしている左心房・左心室からなる左側の部屋(左心系)があります。
右心不全は、右心系の働きが低下してしまった状態です。右心不全を起こすと、全身から血液が心臓に戻れなくなってしまい、心臓に戻れなかった血液が肝臓や足、お腹の中などにたまってしまいます。
基本的には、肺の手前の症状のことが多いですが、左心不全を一緒に起こしている場合には、肺に水がたまってしまう肺うっ血が生じることもあります。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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