乳がんの手術後の腋の下の腫れや痛みはいつまで続きますか？

乳がんの手術を受けたことによる、胸から腋にかけての痛み、違和感、しびれ、腫れなどの症状は、多くの場合は手術後数ヶ月で和らぎます。

対処法としては、主治医や医療スタッフに相談のうえ、肩の周りの筋肉を動かすリハビリテーションを段階的に行うことがすすめられます。

リハビリテーションを取り入れることで、背中のリンパ管の働きを活性化させることでリンパ浮腫や、肩関節が動かなくなることを予防することができます。

一方、神経痛のようにキリキリした感覚の痛みや鈍痛は、数年以上経過しても消えない場合もあります。決してまれなことではなく、多くは再発とは関係がない慢性的な痛みです。

経過とともに、頻度や程度は軽減されるものの、日常的な苦痛が続く場合には、主治医に相談することをおすすめします。