「線維性骨異形成症」とはどのような病気ですか?
骨がもろい線維性の組織に変化する良性腫瘍のひとつで、骨折や変形などの原因になります。
線維性骨異形成症とは、丈夫な骨が作られる過程で問題が起こり、未熟な骨(線維性骨組織)に置き換わってしまう病気です。この変化によって骨が弱くなり、次のような症状が出ることがあります。
- 骨折しやすくなる
- 骨の形が変形する
- 痛みが起こる
この病気は、全身のどの骨にも発生する可能性がありますが、特に大腿骨などの長い骨や肋骨、顔や頭の骨によく見られます。
病変がひとつの骨にだけできる「単骨性(たんこつせい)」の形と、複数の骨にできる「多骨性(たこつせい)」の形があり、単骨性のほうが多骨性よりも4~6倍ほど多いとされています。
この病気は、骨にできる良性腫瘍の約5~7%を占めると報告されています。症状がないまま画像検査で、偶然見つかることも多くあるような病気ですが、特に思春期前の小さなお子さんでは、進行が早いこともあるため注意が必要です。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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