線維性骨異形成症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
痛みの他の原因を再評価したうえで、別の薬剤を試すか、手術など別の治療法を検討します。
線維性骨異形成症の治療で、薬が十分に効かない場合、いくつかの対応が考えられます。
- 痛みの原因の再評価:まず、痛みの原因が本当にこの病気なのか、それとも他の病気によるものかを再確認します。そのうえで、この病気による夜間の痛みや局所的で急な痛みの場合には、疲労骨折などの骨折の可能性や、非常にまれですが悪性化の可能性も考慮して、CTやMRIなどの画像検査で詳しく調べることを検討します。
- 薬剤の変更や調整:現在使用している治療薬が効かない場合、別の種類の薬への変更を検討することがあります。例えば、ビスホスホネート製剤を使用中であれば、抗RANKL抗体へ変更するなどの可能性があります。
- 鎮痛薬の調整:骨の痛みに加えて、神経痛に特徴的な「焼けるような痛み」や「刺すような痛み」がある場合は、プレガバリンなどの神経の痛みに効く薬の使用を検討することもあります。
- 手術の検討:薬物療法で痛みが改善しない、変形が進行する、骨折を繰り返す、といった場合には手術が検討されます。骨の変形の矯正や、骨折の治療・予防のために、骨切り術や髄内釘などを用いた手術が行われることがあります。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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