線維性骨異形成症が顔に出ることはありますか?
顔面や頭蓋骨に発生することも多く、見た目の変形や機能の障害を起こすことがあります。
この病気は顔や頭の骨に発生することが比較的よくあります。頭頸部領域への発生頻度は全体の約20%と報告されており、特に上顎骨(あごの上の骨)に約70%、下顎骨(あごの下の骨)に約20%発生するとされます。
顔や頭の骨に病変が生じた場合、次のような症状がみられる可能性があります。
顔の症状
- 顔面骨の変形:病変部を中心に顔の形が変わったり、左右差が生じたりすることがあります。
目の症状
- 眼球突出:眼球が前に突き出すことがあります。
- 眼球偏位(へんい):眼球の位置がずれることがあります。
- 視力の低下:視神経が圧迫され、視力が低下していくことがあります。
耳鼻の症状
顔面周囲に生じた病変の治療では、主に機能の温存(視力や聴力の維持)と、見た目の改善が目的となります。手術が必要になることもありますが、病変が再び大きくなるリスクや見た目の問題も考慮して、慎重に検討されます。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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