線維性骨異形成症は治る病気ですか?
基本的に完治は難しい病気ですが、年齢に伴い病気の進行が止まることが多いです。
この病気は、残念ながら病変が完全に元通りに治る(=完治する)病気ではありません。骨に生じた線維性の病変が正常な骨に置き換わることは、ほとんど、あるいは非常にゆっくりとしか起こらないとされています。 しかし、多くの単骨性病変は、骨の成長が終わる思春期以降になると、病変の活動が停止し、それ以上大きくならなくなると考えられています。
多骨性病変の場合でも、患者さんによっては症状が軽くて済み、ほとんど病気の影響を受けない人もいます。ただし、広範囲に病変がある場合や、マッカン・オルブライト症候群のように、他の臓器にも影響が出る場合などでは、成人後も変形が進行したり、骨折を繰り返したりすることがあります。
治療の目標は、病気の進行を完全に止めることではなく、痛みを管理すること、骨の変形や骨折を防ぎ、体の機能をできるだけ維持することにあります。 病気そのものを予防したり、進行を止めたりする治療法は、現在のところ確立されていません。そのため、長期的な経過観察と、症状に応じた治療を続けることが重要となります。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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