多血症の場合、主にどのような治療をしますか?
原因により治療法は異なります。赤血球の絶対数が多ければ、血液を抜く瀉血や抗血栓療法を行います。
多血症の原因により、治療は異なります。
相対的多血症
水分不足により血漿が減少して相対的に赤血球濃度が増えている場合、水分補給や点滴などを行って血漿の量を戻す治療を行います。ストレスも原因のひとつと考えられていますが(ストレス多血症)、因果関係は明確になっていません。
絶対的多血症
赤血球の数が増える絶対的多血症は以下の二つに分類され、治療法もそれぞれ異なります。
(a)真性多血症
血管に血の塊(血栓)が詰まる「血栓症」の予防が治療として最も重要です。
60歳以上の人や血栓症の既往歴がある人などで血栓症のリスクが高い患者さんには、血液を抜き取る瀉血(しゃけつ)療法と低用量アスピリン療法に加えて、薬で血液細胞の数を減らす細胞減少療法を行ないます。血栓症のリスクが低い患者さんには、瀉血療法と低用量アスピリンの療法を行ないます。
(b)二次性多血症
基本は多血症の原因である基礎疾患の治療です。喫煙者の場合、タバコから発生する一酸化炭素はヘモグロビンと強力に結合します。 結果、ヘモグロビンが酸素と結合することができなくなり、酸素を十分運べなくなります。 体は赤血球の数を増やして補おうと多血症になりますが、これは禁煙により正常化します。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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