赤血球の多さに男女差はありますか?
男性が多いです。男性ホルモンが造血を促す働きがあると考えられており、多血症も男性に多く発症します。
はい、赤血球の多さに男女差はあり、男性が多いとされています。
腎臓で産生される造血因子であるエリスロポエチンは、造血幹細胞に働きかけることで、赤血球をつくります。男性ホルモンは、このエリスロポエチンの産生を促す働きがあると考えられています。そのため、男性ホルモンが豊富な男性は、それだけ赤血球も多くなります。
なお、男性ホルモンは70歳ぐらいから減少してくることから、それ以降は赤血球数の男女差が縮まります。
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最終更新日:
兵庫医科大学病院 輸血・細胞治療センター 血液内科
山原 研一 監修
(参考文献)
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