副鼻腔炎で喉の痛みが治らないことはありますか?どのような治療を行いますか?
副鼻腔炎そのものが喉の痛みを引き起こすことはありません。通常は副鼻腔以外に、喉の痛みを引き起こす原因があると考えます。
副鼻腔炎は鼻の周囲にある空洞である副鼻腔の炎症であり、副鼻腔炎そのものが喉の痛みを引き起こすことはありません。
ただし、副鼻腔炎とともに以下のような喉の痛みを引き起こすような病気が合併している可能性はあります。
風邪
風邪は、ウイルス感染によって引き起こされる上気道の感染症です。風邪は鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、くしゃみなどの症状を伴います。副鼻腔炎は風邪の一部として発生することがあり、風邪に伴う喉の痛みが副鼻腔炎と一緒に現れることがあります。
咽頭炎
咽頭炎は、細菌やウイルスなどが原因で発生し、喉の痛みや赤み、腫れを伴います。副鼻腔炎と同時に咽頭炎が発生することがあり、これによって喉の痛みが生じることがあります。
喉頭炎
喉頭炎は、声帯を含む喉頭の炎症を指します。主な原因はウイルス感染、過度の声の使用、刺激物への曝露などです。喉頭炎は喉の痛み、声のかすれ、声が出にくくなるなどの症状を引き起こします。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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