軽い熱中症とはどの程度の症状ですか?
立ちくらみやめまいなどの症状がみられます。
一般的に「軽い熱中症」と呼ばれるのは、専門的な重症度分類で「Ⅰ度」にあたる状態です。
この段階では意識ははっきりしており、現場での応急手当で回復が見込めます。
具体的な症状としては、立ち上がった瞬間にくらっとする「立ちくらみ」や「めまい」が挙げられます。
また、汗をたくさんかいた後に、ふくらはぎなどに痛みを伴う症状がみられた場合もこの段階の症状です。
これらは体が発している「このままでは危険だ」という初期のサインです。
このサインを見逃さず、すぐに涼しい場所へ移動して休み、水分と塩分をしっかり補給することが、重症化を防ぐために非常に大切です。
しかし、それでも改善が見込めない場合は、医療機関を受診することも重要です。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
Cecilia Sorensen et al.“Treatment and Prevention of Heat-Related Illness”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36170473/,(参照 2025-07-08).
Yoram Epstein et al.“Heatstroke”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31216400/,(参照 2025-07-08).
日本救急医学会.“熱中症診療ガイドライン 2024”..https://www.jaam.jp/info/2024/files/20240725_2024.pdf,(参照 2025-07-08).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
熱中症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ