腎臓がん(腎がん)のステージ別の症状や治療法を教えてください。
ステージが早期の場合は手術を行いますが、がんが転移している場合は、薬物療法や放射線療法を行います。
Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期の腎臓がんに対しては手術療法が主に用いられますが、がんが小さく合併症のリスクが高い場合やや高齢者の場合は、針を刺してがんの部分を凍結させる凍結療法や、逆に焼き倒すラジオ波焼灼術が用いられることもあります。
手術療法は、がんが小さい場合は腎臓の部分切除がなされますが、がんが大きかったり周囲に浸潤している場合は、腎臓そのものを摘出したりその周囲の臓器も一緒に摘出することがあります。
Ⅳ期に対して手術療法ができない場合や遠隔転移が見られる場合は、薬物療法や放射線療法を行います。
症状については、初期は症状が出ないことが多いです。がんが大きくなってくると、血尿や背中や腰の痛み、腹部のしこり、咳や痰などの症状が出てきます。がんが他の臓器にも転移するようになると、その臓器にも痛みなどの症状をきたすことがあります。
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最終更新日:
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
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