自己免疫性肝炎で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬剤の効果と病勢をよく確認し、それでも無効であれば異なる薬剤を併用します。
自己免疫性肝炎で薬が効かない場合、まずは本当に効いていないのかを確認することが大切です。自己免疫性肝炎の病勢は、血液検査のAST、ALTや、IgGといった数値を確認して判断します。
しかし、これらの項目は自己免疫性肝炎の病状だけで上下するわけではなく、そのほかの薬剤、体調、胆石の有無、食事内容、風邪をひいていたか、などさまざまな要素の影響を受けます。そのため、見かけ上これらの数値が上昇していたとしても、治療が本当に効いていないかは、慎重に判断する必要があります。
また、薬をきちんと飲めているかも重要です。自己免疫性肝炎はステロイドでの治療が主ですが、副作用を心配して患者さんが薬を飲むことを止めてしまっていることがあります。ステロイドには副作用もあり、治療効果と副作用のバランスを取りながら用量を調節しています。まずは医師に指示された通り、しっかりと内服をして、そのうえで効果を見極めることが大切です。
これらの要素を考慮しても、やはり効果がないと考えられる場合には、免疫を抑制する違う種類の薬を追加します。この場合も、基本的にはステロイドも継続し、併用での治療を行います。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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