大腸がんになりやすい人には特徴がありますか?また進行速度も速いですか?

大腸がんのリスクを上昇させるいくつかの因子が知られています。

解説

大腸がんになりやすい人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 高齢
  • 男性
  • 大腸がんの家族歴
  • 家族性大腸ポリポーシス(FAP)や遺伝性非ポリポーシス大腸がん(HNPCC)などの特定の遺伝性疾患
  • 潰瘍性大腸炎クローン病の患者さん
  • 肥満
  • 運動不足
  • 赤身肉や加工肉が多く、野菜、果物、食物繊維、カルシウムなどの少ない食生活
  • 喫煙者
  • アルコール摂取
  • 2型糖尿病やメタボリックシンドローム、慢性腎臓病などの患者さん

これらは大腸がんのリスク因子として知られており、そうでない方と比べて大腸がんになる確率が高まると言われています。

もちろん、上記のような因子を満たしていたとしても、必ず大腸がんを発症するというわけではありません。

大腸がんは早期発見、早期治療することが大切な病気です。早めに発見し、治療を開始するためにも、定期的な健康診断や人間ドック、大腸がん検診などを活用するようにしましょう。

公開日

最終更新日

医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科

石川 翔理 監修

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関連するQ&A

「大腸がん」とはどのような病気ですか?

大腸に発生した悪性の腫瘍です。

大腸がんの原因は何がありますか?

喫煙、飲酒、肥満により大腸がんが発生するリスクは高まります。また、遺伝子の異常が原因で発生する場合があります。

大腸がんではどのような症状がありますか?

早期は無症状であり、進行すると血便、便秘、下痢などの症状が現れます。

大腸がんには初期症状はありますか?

早期大腸がんではほとんど症状がありません。進行すると血便・下血、便秘と下痢の繰り返し、便が細くなる、腹痛、貧血、体重減少などの症状が見られることがあります。

大腸がんの場合、主にどのような治療をしますか?

治療には、内視鏡治療、手術、薬物治療があります。病気の広がりに応じて治療が選択されます。

大腸がんが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?

消化器内科を受診してください。血便、便が細くなるなどの気になる症状があれば受診をお勧めします。

30代で大腸がんの可能性はありますか?

多くはありませんが、30代で大腸がんになることもあります。

大腸がんのステージを教えてください。

大腸がんのステージは、がんの広がりによって0、I、II、III、IVの5段階に分類されます。

大腸がんの検査は何がありますか?

便潜血検査、血液検査、直腸診、大腸内視鏡検査、注腸造影検査などがあります。

大腸がんの治療方法として、ステージごとにそれぞれどのようなものがありますか?

ステージⅠ~Ⅱでは外科手術、ステージⅡ~Ⅳでは薬物療法や放射線療法が一般的です。

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