腹腔鏡手術の入院期間について教えてください。
目安としては2週間程度です。
大腸がんで腹腔鏡手術を受ける際の入院期間の目安は、およそ2週間です。
腹腔鏡手術は、お腹に小さな穴を開け、そこから特殊な器具を入れ、お腹の中で手技を完結させる手術です。開腹手術に比べて傷口が小さく済み、患者さんの体へのダメージも少なくて済むため、一般的には入院期間も短く済みます。
ただし、すべての患者さんに対して腹腔鏡手術が行えるわけではなく、大腸がんのできた場所によっては腹腔鏡手術が難しく、選択できない場合があります。
また、肥満患者さんや開腹手術の既往歴がある患者さんは、手術の難易度が高く、合併症の発生率が高いです。
そのため、腹腔鏡手術が予定されていたとしても、途中で開腹手術に切り替える場合があります。
選択できる手術術式や実際の入院期間は、患者さんごとの特徴によって異なります。実際の手術術式や入院期間については必ず担当の医師に確認するようにしましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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