大腸がんの場合、主にどのような治療をしますか?
治療には、内視鏡治療、手術、薬物治療があります。病気の広がりに応じて治療が選択されます。
大腸がんの治療は、病気の広がりによって変わってきます。病変が浅く、一か所に留まっている早期大腸がんでは、内視鏡治療(大腸カメラでの切除)が行われます。
深く浸潤(細胞など組織が周囲にじわじわ広がっていくこと)している時やリンパ節転移がある場合には、手術(全身麻酔)が行われます。肝臓や肺などに遠隔転移(がん細胞が最初に発生した場所と別の臓器や器官に移動して増えること)をしている場合でも手術を行うことがありますが、切除不可能な場合には薬物治療(抗がん剤治療)が行われます。
最適な治療は患者さんごとの状況によって異なるため、治療法については主治医とよく相談しましょう。
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最終更新日:
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
大腸癌研究会. 患者さんのための大腸癌治療ガイドライン 2022年版 第4版. 金原出版. 2022
大腸癌研究会. 大腸癌治療ガイドライン 医師用 2022年版. 金原出版. 2022
公益財団法人がん研究振興財団.“がんの統計 2022”.がん情報サービス.https://ganjoho.jp/public/qalinks/report/statistics/2022jp.html,(参照 2024-02-02).
国立研究開発法人国立がん研究センター.“がん種別統計情報 大腸”.がん情報サービス.https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/67_colorectal.html,(参照 2024-02-05).
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