大腸がんの治療方法として、ステージごとにそれぞれどのようなものがありますか?
ステージⅠ~Ⅱでは外科手術、ステージⅡ~Ⅳでは薬物療法や放射線療法が一般的です。
大腸がんのステージ(病気の進行具合を示す分類)は、以下の3つの要素で決まります。
- がんの深さがどの程度まで達しているか(深達度)
- リンパ節転移の有無
- 遠隔転移の有無
がんが粘膜内にとどまっている0期、固有筋層にとどまっているⅠ期のうち軽度浸潤(粘膜下層に1mm未満の広がり)では、内視鏡治療または外科治療として手術(開腹あるいは内視鏡)を行います。
Ⅰ期のうち高度浸潤(粘膜下層に1mm以上の広がり)、がんが固有筋層の外まで浸潤しているⅡ期、リンパ節転移があるⅢ期の場合は外科治療手術(開腹あるいは内視鏡)を行います。その後、Ⅲ期か再発リスクが高いⅡ期では、補助化学療法による薬物療法を行います。
肺や肝臓に血行性転移がある、または腹膜播種があるⅣ期では遠隔転移巣の切除の可否を判断します。原発巣・転移巣ともに切除可能であれば手術が行われますが、原発巣の切除が出来ない場合は原則的に手術以外の薬物療法、放射線治療が勧められます。遠隔転移が切除不可能であっても、原発巣が切除できて症状がある場合は原発巣の手術が勧められることもあります。
また、転移しやすい部位は肺、肝臓、腹膜、脳、骨などです。切除不可能な転移巣は、手術以外に薬物療法や放射線治療で治療を行います。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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