大腸がんの術後の痛みはいつまで続きますか?その際の処置方法についても教えてください。
術後の痛みの持続期間は個人によって大きく異なり、半年以上持続する場合もあります。
大腸がんの術後の痛みの持続期間は個人によって大きく異なり、半年以上持続する場合もあります。
手術の種類や年齢、個人の痛みの感じ方によって大きく異なります。一般的には、腹腔鏡手術は開腹手術に比べて患者さんの身体へのダメージが少なく、痛みを抑えることができます。
また、スウェーデンの研究によると、若年者のほうが高齢者に比べて強い痛みを感じる傾向があると報告されています。
痛みの持続期間について、アメリカの研究によると、大腸がんで手術を受けた患者さんの19%が半年後も慢性的な痛みを感じていたと報告されています。
術後の痛みに対しては、一般的な鎮痛薬が使用される場合が多いですが、痛みの程度が強い場合には、必要に応じて麻薬性鎮痛薬が使用されることもあります。
強い痛みが長時間持続する場合や、体調不良が続く場合には、合併症が起こっている可能性も考えられるため、医療従事者に相談するようにしましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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