手遅れと診断された大腸がんの症状には何がありますか?
病気の段階に応じた治療があり、診断時に手遅れと表現することはあまりありません。
大腸がんの治療には病気の段階によってさまざまな種類があります。
がんが大腸に留まっているときには、内視鏡治療や外科手術、転移している場合には全身への抗がん剤投与があります。
病気の範囲や体力的に、がんそのものに対する治療が難しい場合には、できるだけつらい症状がないように、痛み止めなどの薬を用いた対症療法を行います。
病気の段階に応じた治療があるため、自分自身は大腸がんの患者さんに、「手遅れだ」という表現はあまり使うことはありません。
確かに、病気の広がりによっては治療法が制限される場合があります。病気が大腸を超えて全身に転移しているような状況で、がんそのものに対する治療が困難であるとき、「手遅れだ」という表現が使われることがあるかもしれません。
しかし、その場合でも、一切の治療が行えないということではありません。
がんが全身に転移している状況では、以下のような症状が現れる可能性があります。
このような状況でも、症状をできるだけ少なくするような治療を行う意味はあるため、つらい症状があれば主治医に伝え、治療を検討しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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