大腸の内視鏡検査はどのような検査ですか?痛みますか?
肛門から内視鏡を挿入し、腸管の様子を直接観察する検査です。痛みを感じる可能性もあります。
腸管洗浄液を服用して腸内を空にした後、肛門から太さ約12mm程度の内視鏡を挿入して腸管の様子を直接観察する検査です。腸管洗浄液は2〜4L程度飲む必要があり、これが大変と言う患者さんもいます。
大腸の内側を直接観察するため、がんやポリープが無いかを検査する上で、最も重要な検査のひとつです。
ポリープやがんを疑うような病変があった場合には、必要に応じて病変の組織を一部採取したり、同時にポリープの切除をしたりするも可能です。
前もって肛門に病気がないことを診察で確認した後に実施されます。内視鏡を一番奥の盲腸まで進めた後、ゆっくりと抜きながら内部の様子を観察していきます。腸管内に空気を入れてしっかり広げ、残った汚れを水で洗浄します。かかる時間の目安は約20分程度ですが、腸の長さや形によって個人差があります。
内視鏡を挿入する際は局所麻酔のゼリーをつけますが、痛いと感じる方もいらっしゃる可能性があります。また、不快な症状としては腸管に入れられた空気のためにお腹が張って苦しくなることがあります。なるべく苦痛を軽減したい場合、鎮静剤を使用している施設で検査を受けると良いでしょう。
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最終更新日:
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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