開放隅角緑内障を予防する方法を教えてください。
開放隅角緑内障では、眼圧測定や眼底検査、視野検査による早期発見と定期的な検査が最も有効です。
開放隅角緑内障は、自覚症状がほとんどないまま進行するため、眼圧測定や眼底検査、視野検査による早期発見と定期的な検査が最も有効な対策とされています。緑内障の家族歴がある方や近視が強い方、若年でも眼圧が高めと指摘された方は、特に注意が必要です。
生活面では、過度な喫煙や睡眠不足を避け、規則正しい生活を心がけることが大切です。これらは全身の血流状態に影響し、視神経の健康維持に関係すると考えられています。特に正常眼圧緑内障の発症や進行のリスクとして、睡眠時無呼吸症候群や冷え性などの影響も指摘されています。
このように、開放隅角緑内障は、予防よりも早期発見と早期治療、そして継続的な管理が最も重要な疾患であると言えます。
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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
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