高ナトリウム血症のセルフチェックはできますか?
正確な診断には血液検査が必要なため、セルフチェックは困難です。口渇や倦怠感など、気になる症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。
正確にセルフチェックすることは困難です。高ナトリウム血症の診断には、血液中のナトリウム濃度を測定する必要があり、これは医療機関での血液検査でしかわかりません。自宅で正確に測定することはできません。
口渇や倦怠感、頭痛、軽度の混乱や注意力の低下、筋肉のけいれんや筋力低下などの初期症状は、他の病気でも見られるため、自己判断は危険です。特に高齢者では、口渇を感じにくく、症状が進行してから気づくこともあります。
市販の検査キットで、ナトリウム濃度を測定できるものは一般的ではありません。強い口渇や尿量の減少がある、意識がぼんやりする、頭痛、吐き気がある、高齢者で水分摂取が少ない状態が続いている、利尿薬やステロイドなどを使用しているなどの状況では、医療機関での受診をおすすめします。
意識レベルなど、慢性高Naだと特に個人差があるため、非常に難しいと考えられます。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
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