高ナトリウム血症の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
水分をこまめに摂り、塩分を控え、利尿薬の使用に注意し、定期的な血液検査を受けることが重要です。発熱や下痢、嘔吐時は特に注意が必要です。
高ナトリウム血症の場合、日常生活で気をつけるべきことは、水分摂取、塩分制限、薬の管理、定期的な検査、体調不良時の対応です。喉が渇いていなくても、定期的に水やお茶などを飲むようにしましょう。特に暑い日や運動後は脱水になりやすいため注意が必要です。
加工食品(カップ麺、漬物、ハム、ベーコンなど)には、ナトリウムが多く含まれているため、なるべく控えましょう。利尿薬は体内の水分を排出し、ナトリウム濃度が相対的に上昇することがあるため、医師の指示に従って使用し、自己判断で中止・変更しないようにしましょう。
高ナトリウム血症は症状が出にくいこともあるため、定期的に血液検査を受けてナトリウム値を確認することが重要です。発熱・下痢・嘔吐時は体内の水分が急激に失われ、高ナトリウム血症が悪化することがあるため、水分補給を意識し、症状が続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
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