胆嚢がんで他の臓器に転移してしまった場合の余命(生存率)はどのくらいですか?
離れた臓器での転移がみられるステージ4bでは5年生存率4.1%、生存期間9ヶ月との報告があります。
胆嚢がんでは、肝臓や肺など他の臓器に転移が起こることがあり、転移の場所や数により病期(ステージ)が分類されています。
胆嚢は肝臓と接しているため、大きくなってくると肝臓に浸潤し、その後、胃・大腸・十二指腸などの他の臓器や、主要な血管に直接浸潤していきます。
このような場合には浸潤した臓器やその数によってステージ3aから4aと判断されますが、直接浸潤でなく離れた臓器に転移した場合、ステージは4bとなります。
ステージ4bの胆嚢がんの5年生存率(診断から5年後に生存している確率)は4.1%、生存期間は9ヶ月程度と言われています(2015年報告)。
ただし、予後については患者さんの状態や治療方法によっても異なります。詳細については医師にご相談ください。
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
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