MALTリンパ腫の場合、主にどのような治療をしますか?
胃MALTリンパ腫かそれ以外か、および病変の広がりの程度によって治療は大きく異なります。
限局期(病変が横隔膜を挟んで片側だけにあるⅠ~Ⅱ期)の胃MALTリンパ腫の場合、関連が指摘されているヘリコバクター・ピロリ菌の有無によって治療法が決まります。すなわち、ピロリ菌陽性の場合、初回治療として薬物によるピロリ菌の除菌治療を行います。
除菌治療によりがんが小さくなれば、経過を観察します。除菌治療が成功しない場合や除菌治療してもがんが小さくならない場合、およびピロリ菌が陰性の場合は、局所の放射線治療を行います。
それでも、がんが増殖してくる場合には、進行期(横隔膜の両側に広がっていたり、リンパ節以外にも病変があるⅢ~Ⅳ期)の胃MALTリンパ腫に準じ、リツキシマブ単独療法やリツキシマブと化学療法を組み合わせた治療を行います。
限局期胃MALTリンパ腫を除くすべてのMALTリンパ腫の場合も、病期(ステージ)により治療法が異なります。1か所のリンパ節のみに病変のあるⅠ期の場合、局所の放射線療法や外科切除を行います。
Ⅰ期以外の場合や再びがんが増殖してくる場合、進行期の胃MALTリンパ腫と同様の治療を行います。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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