高プロラクチン血症にストレスは関係しますか?
ストレスはプロラクチン分泌を一時的に増加させることがありますが、持続的高値には他の原因も考慮が必要です。
高プロラクチン血症にはストレスや痛みが関与することがあります。
強いストレスや痛みはプロラクチンの分泌を刺激し、一時的に血中プロラクチン値が上昇することが知られています。これは、ストレスによって体内でコルチゾールなどのホルモンが分泌される影響によるものです。
ただし、通常の範囲を超えてプロラクチンが持続的に高い状態が続く場合には、下垂体腺腫(プロラクチノーマ)や他の病的原因が関与している可能性があるため、ストレスだけが原因とは限りません。
ストレスが原因で一時的にプロラクチン値が上昇することはありますが、高プロラクチン血症と診断される場合は、他の原因も検討する必要があります。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
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