赤ちゃんがなんでも口に入れる行動は、いつ頃まで続きますか?
1歳頃がピークで、遅くとも2歳頃までに減ることが多いです。
赤ちゃんがなんでも口に入れる行動は、生後4〜6ヶ月頃に始まり1歳頃にピークを迎え、2〜3歳頃までに自然に減っていくことが一般的です。
赤ちゃんがなんでも口に入れる行動は、探索行動(物の性質を感覚で確かめる発達過程)のひとつで、手に取った物を口に入れて形や硬さを学ぶ正常な発達です。特に6〜12ヶ月頃は活発ですが、歩行や言葉の発達とともにほかの方法で環境を理解できるようになり、徐々に減少します。
1歳半〜2歳頃にかけて減ることが多いものの、個人差があり、感覚探索(刺激を求める行動)の強い子では3歳頃までみられることもあります。
一方で、3歳以降も頻繁に続く場合や、石・紙・土などの非食品を繰り返し口に入れる場合は、異食症(食べ物でないものを食べる状態)や鉄欠乏(体内の鉄不足)、発達特性(感覚や行動の偏り)などの関与が考えられます。また、誤飲(危険物を誤って飲み込むこと)による窒息や中毒のリスクもあるため注意が必要です。年齢に応じた行動かどうかの見極めが重要です。
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(参考文献)
Chaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
Samsel CB, et al. Nelson Textbook of Pediatrics. 22nd ed. Philadelphia, PA: Elsevier. Nelson Textbook of Pediatrics. 2025, Chapter 36, 240-241.e1.
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宮城県立こども病院 小児科
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