なんでも口に入れる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
まずは小児科を受診します。危険時は救急外来を受診し、必要に応じ専門科へ紹介されます。
「なんでも口に入れる」場合、まずは小児科を受診し、必要に応じて専門科へ紹介されるのが適切です。
「なんでも口に入れる」行動の多くは発達の一過程(探索行動)ですが、持続や内容により評価が必要です。初診では、小児科で異食症(食べ物でない物を食べる状態)や栄養欠乏(鉄や亜鉛不足)を確認します。
また、発達遅延(発達の進みがゆっくりであること)や自閉スペクトラム症、ADHD(注意や行動の調整が苦手な状態)が疑われれば、発達外来へ紹介されます。感覚面や口の動きの問題には作業療法士(リハビリ専門職)や言語聴覚士(ことばや飲み込みの専門職)が関与することもあります。心理的要因(不安や強いこだわり)があれば児童精神科の評価が有用です。
受診の目安は、2〜3歳以降も「なんでも口に入れる」行動が強く持続する、非食品を1ヶ月以上摂取する、貧血や腹痛などを伴う、発達の遅れがある場合です。また、ボタン電池や磁石など危険物の誤飲(誤って飲み込むこと)、呼吸困難、嘔吐や腹部膨満(お腹の張り)があれば、緊急受診が必要です。
「なんでも口に入れる」について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
Chaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
Samsel CB, et al. Nelson Textbook of Pediatrics. 22nd ed. Philadelphia, PA: Elsevier. Nelson Textbook of Pediatrics. 2025, Chapter 36, 240-241.e1.
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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