何でも口に入れてしまう
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/07/26
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何でも口に入れてしまうという症状について「ユビー」でわかること
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「何でも口に入れてしまう」はどんな症状ですか?
何でも口に入れてしまうとは
「何でも口に入れてしまう」に関連する主の病気には、前頭側頭型認知症などがあります。
「何でも口に入れてしまう」のQ&A
- A.
乳児では正常発達の範疇ですが、持続する場合や非食品摂取の場合は評価が必要です。
解説「なんでも口に入れる」という行動は、年齢や発達段階に応じてさまざまな意味を持つ行動です。多くは発達の一過程ですが、病的な状態の可能性もあります。
乳幼児では、物を口に入れる行動は「探索行動(物を感覚で確かめる行動)」のひとつとして正常であり、「口腔探索行動」と呼ばれます。手に取った物を口に入れ、そのものの性質を学んでいる行動ですが、年齢相応を超えて持続する場合は、口腔感覚探索(口で刺激を求める行動)や自己調整行動(気持ちを落ち着かせる行動)としてみられ、特に自閉スペクトラム症やADHD(注意や行動の調整が苦手な状態)などの発達特性と関連することがあります。また、不安やストレスに伴う口唇習癖(指しゃぶりや爪かみなどの癖)として現れることもあります。
さらに、食べ物でない物を1ヶ月以上繰り返し摂取する場合は「異食症(非食品を食べる摂食障害)」とされ、鉄欠乏(体内の鉄不足)や発達障害、精神的問題が背景にあることがあります。
「なんでも口に入れる」行動を医学的に評価する場合は、年齢、頻度、発達、栄養状態、窒息リスクなどを総合的に確認します。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るChaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
Samsel CB, et al. Nelson Textbook of Pediatrics. 22nd ed. Philadelphia, PA: Elsevier. Nelson Textbook of Pediatrics. 2025, Chapter 36, 240-241.e1. - A.
解説欄をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「なんでも口に入れる」行動は、セルフチェックはできますが、診断には病院での診察が必要です。
「なんでも口に入れる」行動では、年齢・頻度・内容・影響を確認し、複数該当する場合に受診を検討します。
まず、年齢を確認し、乳幼児期(おおむね2歳頃まで)の探索行動(物を口で確かめる行動)であれば通常範囲です。
次に頻度として、空腹や歯の生えかけ以外でも1日に何度も繰り返すか、数週間〜1ヶ月以上持続するかを確認します。
内容として、紙・土・髪・石などの非食品を繰り返し摂取する場合は、異食症(食べ物でない物を食べる状態)が疑われます。
さらに、腹痛・嘔吐・便秘・血便(便に血が混じる)などの消化器症状や、貧血(血が不足する状態)、発達の遅れ(言葉や対人関係の遅れ)、強いこだわりや不安行動の有無も重要です。
生活への影響(食事や遊びへの支障)や、危険物の誤飲(飲み込むこと)リスクも確認します。
以上の点に複数当てはまる場合は、小児科や発達外来への相談が推奨されます。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、受診が必要かどうかのセルフチェックができます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るChaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
Samsel CB, et al. Nelson Textbook of Pediatrics. 22nd ed. Philadelphia, PA: Elsevier. Nelson Textbook of Pediatrics. 2025, Chapter 36, 240-241.e1. - A.
多くは正常発達の範疇ですが、持続する場合や非食品摂取の場合は栄養不足や発達・心理要因の評価が必要です。
解説乳幼児の「なんでも口に入れる」行動の原因は多くは正常発達ですが、持続する場合は発達・栄養・心理的要因が関与することがあります。
「なんでも口に入れる」行動は、乳幼児(生後6〜24ヶ月頃)では探索行動(物を感覚で確かめる行動)や歯の生えかけによる不快感、自己調整行動(気持ちを落ち着かせる行動)としてみられます。
一方で、2〜3歳以降も続く場合は注意が必要です。発達遅延(発達の進みがゆっくりな状態)や知的障害(理解力の発達の遅れ)、自閉スペクトラム症(感覚や対人関係の特性)では口腔感覚探索(口で刺激を求める行動)がみられます。また、ADHD(注意や行動の調整が苦手な状態)でも口を使った刺激行動がみられることがあります。
さらに、非食品を1ヶ月以上摂取する場合は異食症(非食品を食べる状態)とされ、鉄欠乏(体内の鉄不足)などの栄養障害や精神的要因が関与します。不安やストレスに伴う習癖(くせ)として現れることもあります。
「なんでも口に入れる」行動を医学的に評価する場合は、年齢、頻度、内容、発達、栄養状態、窒息リスクなどを総合的に確認します。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るChaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
Samsel CB, et al. Nelson Textbook of Pediatrics. 22nd ed. Philadelphia, PA: Elsevier. Nelson Textbook of Pediatrics. 2025, Chapter 36, 240-241.e1. - A.
関連はあるが単独では診断できず、総合評価が必要です。
解説「なんでも口に入れる」行動は発達障害と関連することがありますが、単独では診断の根拠にはなりません。
「なんでも口に入れる」行動は、乳幼児(生後6〜24ヶ月頃)では探索行動(物を感覚で確かめる行動)として正常ですが、2歳以降も強く持続し、安全でない物まで口に入れる場合は注意が必要です。- 自閉スペクトラム症(感覚や対人関係に特性がある発達障害)では、感覚過敏・鈍麻(刺激に敏感または鈍い状態)により口で刺激を求める行動(自己刺激行動)がみられます。
- 感覚処理障害(感覚の受け取り方の偏り)でも同様に口腔感覚探索がみられ、ADHD(注意や行動の調整が苦手な状態)では集中や落ち着きのために口を使う習慣が出ることがあります。
- 知的障害(理解の発達の遅れ)では、発達年齢に応じた行動として持続することがあります。
また、非食品を1ヶ月以上摂取する場合は異食症(食べ物でないものを食べる状態)で、発達障害と併存することもあります。
一方で、同様の行動は不安や習癖、鉄欠乏(体内の鉄不足)でも起こり得るため、言語発達や対人関係、反復行動などを含め総合評価が必要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るChaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
Samsel CB, et al. Nelson Textbook of Pediatrics. 22nd ed. Philadelphia, PA: Elsevier. Nelson Textbook of Pediatrics. 2025, Chapter 36, 240-241.e1. - A.
多くは正常発達の範囲で、探索と安心のための行動ですが、持続や内容次第で評価が必要です。
解説1歳半でなんでも口に入れるのは、多くの場合は正常な発達であり、主に探索・感覚・安心のための行動です。
この時期は探索行動(物の性質を感覚で確かめる行動)が盛んで、口は感覚受容器(刺激を感じる部分)が豊富なため、手よりも多くの情報を得られます。歯の生えかけによる歯ぐきの違和感を和らげる目的や、疲れや不安時の自己調整行動(気持ちを落ち着かせる行動)としてもみられます。
この行動は一般に生後6〜24ヶ月でよくみられ、特に12〜18ヶ月でピークとなり、言葉や手の発達とともに18〜24ヶ月頃から減少していきます。
一方で、非食品を繰り返し食べる場合は異食症(食べ物でないものを食べる状態)や鉄欠乏(体内の鉄不足)、発達特性(感覚や行動の偏り)が関与することがあります。安全管理(誤飲防止)を行いつつ、2歳以降も強く持続する場合は小児科での評価がすすめられます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るChaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
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感覚刺激の補充や不安軽減のために起こる自己調整行動であることが多いです。
解説自閉スペクトラム症の場合、口に手を入れるのは、感覚や気持ちを落ち着かせるための行動であると考えられます。
自閉スペクトラム症(感覚や対人関係に特性がある発達障害)では、口に手を入れる行動は感覚や情動を調整するための自己調整行動としてみられることが多いです。
例えば、自閉スペクトラム症では、感覚処理の偏り(刺激に敏感または鈍い状態)があり、口は感覚受容器(刺激を感じる部分)が豊富なため、噛む・吸うことで強い感覚入力を得て、不安や過剰な刺激(音・光・人混みなど)を和らげる役割があります。
このような行動は自己刺激行動(繰り返すことで神経の働きを整える行動、いわゆるスティミング)と呼ばれ、集中を保つ、体の感覚(自分の体の位置や状態)を把握する目的でも行われます。また、言葉での表現が難しい場合に、不快や退屈を示す非言語的手段として現れることもあります。
ただし、この行動は自閉スペクトラム症に特有ではなく、乳幼児の発達過程やストレス、歯の生えかけでもみられるため、頻度や持続、他の発達特性と合わせた評価が重要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るChaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
Samsel CB, et al. Nelson Textbook of Pediatrics. 22nd ed. Philadelphia, PA: Elsevier. Nelson Textbook of Pediatrics. 2025, Chapter 36, 240-241.e1. - A.
1歳頃がピークで、遅くとも2歳頃までに減ることが多いです。
解説赤ちゃんがなんでも口に入れる行動は、生後4〜6ヶ月頃に始まり1歳頃にピークを迎え、2〜3歳頃までに自然に減っていくことが一般的です。
赤ちゃんがなんでも口に入れる行動は、探索行動(物の性質を感覚で確かめる発達過程)のひとつで、手に取った物を口に入れて形や硬さを学ぶ正常な発達です。特に6〜12ヶ月頃は活発ですが、歩行や言葉の発達とともにほかの方法で環境を理解できるようになり、徐々に減少します。
1歳半〜2歳頃にかけて減ることが多いものの、個人差があり、感覚探索(刺激を求める行動)の強い子では3歳頃までみられることもあります。
一方で、3歳以降も頻繁に続く場合や、石・紙・土などの非食品を繰り返し口に入れる場合は、異食症(食べ物でないものを食べる状態)や鉄欠乏(体内の鉄不足)、発達特性(感覚や行動の偏り)などの関与が考えられます。また、誤飲(危険物を誤って飲み込むこと)による窒息や中毒のリスクもあるため注意が必要です。年齢に応じた行動かどうかの見極めが重要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るChaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
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原因に応じた治療と環境管理・行動療法を組み合わせた多面的対応が重要です。
解説「なんでも口に入れる」行動への対応は、探索行動、感覚欲求、異食症など原因に応じた対策と、環境調整、行動支援を組み合わせることが重要です。
- 「なんでも口に入れる」行動が、乳幼児の探索行動(物を感覚で確かめる行動)の範囲であれば、安全なおもちゃや食品で見守ります。
- 持続する場合には、口腔感覚欲求(口から刺激を求める状態)への対応として、チューイングトイ(安全に噛める道具)や硬い食感の食品(野菜やクラッカーなど)を用いることもあります。
- 作業療法(感覚に働きかけるリハビリ)では、「感覚統合(感覚の調整)」を目的に、体を使う活動や口の運動(ストローや吹く遊び)を取り入れます。
- 行動面では、応用行動分析(望ましい行動を強める方法)に基づき、代替行動への誘導と肯定的強化(褒める対応)を行います。
- 環境面では、誤飲(危険物を誤って飲み込むこと)の予防として、小物・電池・有害物質を適切に管理します。
- 異食症(非食品を摂取する状態)では、鉄欠乏(体内の鉄不足)などの補正が必要です。
重度例では心理支援や薬物療法が検討されることもあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るChaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
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感覚対応・行動療法・環境調整を組み合わせることが重要です。
解説はい、いくつかの対策があります。発達障害で口に物を入れる場合は、感覚特性への対応、行動支援、環境調整を組み合わせることが重要です。
- 自閉スペクトラム症(感覚や行動に特性がある発達障害)などでは、感覚探索や自己刺激行動(感覚を満たす行動)として口からの刺激を求めるため、安全な代替手段が必要です。
- 具体的にはチューイングトイ(安全に噛める道具)や、硬い・噛みごたえのある食品を活用します。
- 作業療法では感覚統合(感覚の調整)を目的とした活動(体を使う運動や口の運動)を組み合わせ、口への過度な依存を減らします。
- 行動面では応用行動分析(行動の理由を分析し望ましい行動を増やす方法)により、代替行動の学習やコミュニケーション手段(「休みたい」などの表現)を教えることが有効です。
- 環境面では誤飲(危険物を飲み込むこと)防止のため小物・電池・有害物質を管理します。
- 異食症が疑われる場合は鉄欠乏(体内の鉄不足)などの評価や、歯や消化器の問題の確認も重要です。
安全確保と代替行動・感覚支援の組み合わせが重要であり、専門職による多職種支援が推奨されます。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るChaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
Samsel CB, et al. Nelson Textbook of Pediatrics. 22nd ed. Philadelphia, PA: Elsevier. Nelson Textbook of Pediatrics. 2025, Chapter 36, 240-241.e1. - 自閉スペクトラム症(感覚や行動に特性がある発達障害)などでは、感覚探索や自己刺激行動(感覚を満たす行動)として口からの刺激を求めるため、安全な代替手段が必要です。
- A.
まずは小児科を受診します。危険時は救急外来を受診し、必要に応じ専門科へ紹介されます。
解説「なんでも口に入れる」場合、まずは小児科を受診し、必要に応じて専門科へ紹介されるのが適切です。
「なんでも口に入れる」行動の多くは発達の一過程(探索行動)ですが、持続や内容により評価が必要です。初診では、小児科で異食症(食べ物でない物を食べる状態)や栄養欠乏(鉄や亜鉛不足)を確認します。
また、発達遅延(発達の進みがゆっくりであること)や自閉スペクトラム症、ADHD(注意や行動の調整が苦手な状態)が疑われれば、発達外来へ紹介されます。感覚面や口の動きの問題には作業療法士(リハビリ専門職)や言語聴覚士(ことばや飲み込みの専門職)が関与することもあります。心理的要因(不安や強いこだわり)があれば児童精神科の評価が有用です。
受診の目安は、2〜3歳以降も「なんでも口に入れる」行動が強く持続する、非食品を1ヶ月以上摂取する、貧血や腹痛などを伴う、発達の遅れがある場合です。また、ボタン電池や磁石など危険物の誤飲(誤って飲み込むこと)、呼吸困難、嘔吐や腹部膨満(お腹の張り)があれば、緊急受診が必要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るChaware SH, et al. The Systematic Review and Meta-analysis of Oral Sensory Challenges in Children and Adolescents with Autism Spectrum Disorder. J Int Soc Prev Community Dent. 2021, 11, 469-480.
Samsel CB, et al. Nelson Textbook of Pediatrics. 22nd ed. Philadelphia, PA: Elsevier. Nelson Textbook of Pediatrics. 2025, Chapter 36, 240-241.e1.
何でも口に入れてしまうという症状はどんな病気に関連しますか?
何でも口に入れてしまうという症状について、医師からのよくある質問
- 【慢性腎臓病・腎不全(腎臓機能が3ヶ月以上低下)】と言われたことがありますか?
- これまでに【肝機能障害】と診断されたことはありますか?
- これまでに【脳腫瘍】と診断されたことはありますか?
- 最近、頭を激しくぶつけましたか?
監修医師
診療科・専門領域
- 脳神経内科