不安障害に開き直りは必要ですか?
開き直ることで、必要な行動をとれるようになるのであれば、役に立つでしょう。
「開き直る」ことは、問題にアプローチするというよりは、気持ちを落ち着かせるための対処法(情動焦点型コーピング)のひとつです。
開き直ることで、不安があっても必要な行動がとれるのであれば、必要と言えます。
ただ、”開き直って不安を引き起こす状況を回避する”という対処をしてしまうと、不安症/不安障害をよくしていく方向性と逆になってしまうリスクがあります。
役に立つ開き直りとは、「気にしない」「あまり考えすぎない」「気楽に考える」という楽観的な態度により、不安があっても必要な行動をとれることです。
「開き直る」というだけでなく、開き直りがどのような行動に結びついているか、それは不安症/不安障害への対処として適切かについては、主治医や心理士と相談してみましょう。認知行動療法も有効です。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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