不安障害
公開日:
最終更新日:
不安障害の治療や予防方法には何がありますか?
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
薬物療法と認知行動療法を組み合わせて治療します。
不安障害(不安症)の治療としては、薬物療法と(認知)行動療法があります。
薬物療法
選択的セロトニン再取り込み阻害薬などの抗うつ薬の内服により、不安症状が起こりにくくなることが期待できます。効果が出るまでに時間がかかることがありますので、不安症状が出た時にやわらげるための抗不安薬などにより対症療法を行うこともあります。
(認知)行動療法
リラクゼーションや呼吸法などを身につけることで、不安への対処が上手になります。
パニック症に対しては、パニック発作が起きたとしても生命には関わらないことなど、不安についての知識をつけることが治療的になりえます。
恐怖症に対しては、恐怖の対象に少しずつ曝露(ばくろ:何らかの物質にさらされる・接触すること)を繰り返し、慣れていくという治療が効果的であると言われています。
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
他に気になることを調べたい方は
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。