家族に不安障害の人がいる場合の接し方や対応方法を教えてください。
不安に同調しすぎたり、不安を避ける行動を促したりしないほうがよいと言われています。
家族に不安症/不安障害の人がいる場合、どのような接し方をするのがよいかといういくつかの研究があります。
青少年を対象とした研究という限界はありますが、家族への介入が効果的であるという報告があります。
その理由として、子どもは両親の不安に基づく行動をまねすることがあり、子どもの不安が高まると親の不安も高まるというように、スパイラルになるからであるという説があります。
また、親が子どもの不安を強める言動をする、例えば不安に同調しすぎたり、不安を避ける行動を促したりすることも、長い目でみると不安症/不安障害の改善のためには逆効果であると言われています。
患者さんの同意があれば、診察に同行し、主治医から家族に対するアドバイスをもらうことが役に立つこともあります。
治療や不安障害について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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