悪性胸膜中皮腫の余命はどのくらい?中皮腫の余命はステージでどう違う?
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悪性中皮腫のステージ別の余命は、適切に治療した場合、それぞれどのくらいですか?
悪性中皮腫のステージ別の余命は、適切に治療した場合、それぞれどのくらいですか?
悪性中皮腫の大半を占める「悪性胸膜中皮腫」の5年生存率は、ステージⅠでも約25%であるという報告があります。
悪性中皮腫はまれな病気であり、余命などについて示したデータは非常に限られています。
最も多い(悪性中皮腫の80〜85%を占める)悪性胸膜中皮腫における5年生存率は、
- ステージⅠが25.0%
- ステージⅡが22.2%
- ステージⅢが5.9%
- ステージⅣが6.1%
であったという報告があります(2021年報告)。
ステージによる分類はされていませんでしたが、2番目に多い(悪性中皮腫の10~15%を占める)悪性腹膜中皮腫における生存率は、
- 1年生存率が約46%
- 5年生存率が約20%
であったという報告もあります。
(参考文献)
悪性胸膜中皮腫になった場合、余命はどのくらいですか?
悪性胸膜中皮腫になった場合、余命はどのくらいですか?
治療を行わない場合は余命は1年以内であることが多く、治療を行ったとしても長期的な余命を見込むことは難しいです。
悪性胸膜中皮腫において治療を行わない場合は1年生存率(診断から1年後に生存している患者さんの割合)が50%以下であることから、余命は約1年弱であると考えられます。
治療を行った場合も含む悪性胸膜中皮腫全体での5年生存率は、病気の進行度を表すステージごとに、以下のように報告されています(2022年報告)。
- ステージ1:25.0%
- ステージ2:22.2%
- ステージ3:5.9%
- ステージ4:6.1%
このことからは、5年以上の長期的な余命を見込むことは難しいと考えられます。
がん細胞のタイプ(組織型)によっても予後は異なりますが、悪性胸膜中皮腫全体で12~18ヶ月の間と報告されていることが多いです。
(参考文献)
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編集・監修基準について
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富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
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