心房細動の場合、ずっと薬を飲み続ける必要はありますか?
基本的には飲み続けることが望ましいです。
基本的に、服薬は続けていくことが望ましいです。
ただし、カテーテルアブレーションで心房細動を根治した場合、CHADS2スコア(脳梗塞のリスクがどのくらいあるかを評価するスコア)が低く、リスクが低い方であれば、薬を飲まなくてもよくなることがあります。リスクが高い方は、カテーテルアブレーションによる治療後も、血栓を予防するために内服が必要とされることが多いです。
また、血をサラサラにする薬を飲むとかえって出血してしまう人や、脈をゆっくりにする薬で脈がゆっくりになりすぎてしまう人などは、薬の中止を検討します。
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最終更新日:
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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心房細動は治りますか?
心房細動を引き起こす異常な電気の回路を焼き切ることで治すことができます。
心房細動の治療ではどのような薬を使いますか?
血液をさらさらにする薬、脈をゆっくりにする薬、心房の震えそのものをとめる薬などを用います。
心房細動はなぜ起こるのですか?原因は何ですか?
加齢、生活習慣病(高血圧など)、飲酒、心臓病などが原因となることがあります。
カテーテルアブレーションとはどのような治療法ですか?
心臓の中にカテーテルを入れて、心房細動の原因となる異常な電気信号をとめる処置を行う治療法です。
心房細動が原因で脳梗塞になる可能性はどのくらいありますか?
高血圧や糖尿病などリスクがあればあるほどなりやすいです。
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