内出血は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
ヘパリン類似物質には、血行促進作用があり、内出血を早く吸収させる効果が期待できる場合があります。
ヘパリンには、固まった血液を溶かす作用があります。ヘパリン類似物質にも同様の作用が期待できます。皮膚のうすい場所に、多量の内出血が固まってしまうと、なかなか吸収されずに皮膚の色変化が長引く場合があります。この場合、ヘパリン類似物質を使用することで固まった血液が溶けて、吸収・消失を早めることが期待できる場合があります。
一方で、怪我をしたばかりで、皮膚の下の出血が十分におさまっていない段階でこの薬を使用すると、出血がおさまるのに余計に時間がかかってしまい結果的に内出血の量が増えてしまう危険性があります。また、薬や病気のため出血がとまりにくい方がこの薬を使用すると、より内出血を起こしやすくなる可能性もあります。
以上のような副作用に気をつけて、薬を使用することが重要です。詳しくは担当医に相談するようにしましょう。
内出血について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
スポーツ損傷シリーズ.“スポーツ外傷の応急処置(RICE処置)”.日本整形外科学会.https://jsoa.or.jp/content/images/2023/05/s03.pdf,(参照 2025-11-07).
.“「骨折」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる”.日本製芸外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/sprain.html,(参照 2025-11-07).
.“血友病とは?”.クロスハートクラブ.https://www.jbpo.or.jp/crossheart/,(参照 2025-11-07).
.“肝硬変診療ガイドライン2020(改訂第3版)”.日本消化器学会・日本肝臓学会.https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/guideline/pdf/kankouhen2020_re.pdf,(参照 2025-11-07).
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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