肝がんの場合、肝臓の腫瘍の大きさによって治療方針はどのように変わりますか?
肝がんの治療方針は、腫瘍の大きさに加え、肝障害の程度や転移の有無等により総合的に決定されます。
肝がんの治療方針は、腫瘍の大きさに加え、さまざまな要素によって決定されます。
例えば、肝臓以外の組織への転移、門脈などの脈管内への広がり、腫瘍の個数、肝障害や肝硬変の程度などが考慮されます。加えて、患者さんの年齢や健康状態、ご希望も治療方針を決める重要な要素です。
治療はさまざまな種類があり、がんを含めた肝臓を外科的に切除する手術治療のほか、病変を焼き切る治療、血管を詰めてがんを壊死させる治療、飲み薬や点滴での抗がん剤治療が主な選択肢です。
患者さんの肝臓に残された余力と、治療を行うことで失われる肝機能のバランスをみて、どのような治療を行うかを決定します。
全身麻酔を行うことができる体力が患者さんに残されているか、というのも大切な因子です。最適な治療は個々の患者さんごとに異なります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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