肝がんの術後肝不全について教えてください。
肝がんの手術の合併症として、肝不全が起こることがあります。
肝がんの手術後に、合併症として術後肝不全が起こることがあります。肝不全は肝臓がまったく機能しない状態のことです。
肝臓には多くの機能があり、手術で多くの範囲の肝臓を切除すると、肝不全となり、生命を維持することが難しい重篤な状態に陥ることがあります。
もちろん、これを防ぐ目的で、手術を行う際には、各種検査で患者さんの肝臓の状態を把握し、肝臓をどこまで切除することが可能かを検討します。
しかし、そのような評価を行っても、一定の確率でごくまれに術後肝不全が起こることがあります。
これは外科手術を行ううえで起こる可能性のある合併症です。どの治療を選択するかはメリットとデメリットを総合的に考えて検討します。
肝がんの手術について不安な点等がある場合には、主治医や医療スタッフにご相談ください。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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