原発性骨粗鬆症で骨折しやすい部位はどこですか?
原発性骨粗鬆症では、背骨、太ももの骨の付け根、手首が最も骨折しやすい部位です。
原発性骨粗鬆症では、椎体(背骨)、大腿骨近位部(股関節周囲)、橈骨遠位端(手首)が、最も骨折しやすい部位とされています。
椎体圧迫骨折は多くが無症状ですが、痛み・姿勢の変化・機能障害を引き起こし、生命予後にも悪影響があります。
股関節周囲の骨折をした人は、骨折をしていない人に比べて、1年以内に亡くなるリスクが、8.4%から36%高くなります。20%が長期施設でのケアを必要とし、60%は自立機能を回復できません。
手首の骨折は、比較的若い世代(50〜60歳代)に多く発生し、将来的に他の部位を骨折するリスクも高いと報告されています。
原発性骨粗鬆症で、骨折しやすい部位は海綿骨(骨の内側にあるやわらかい部分)の豊富な部位です。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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